コインチェックの騒動から約1か月経ちましたが、予想していた市場全体のショックも和らぎ、進展がみられています。

コインチェック、円の出金を13日再開と発表

仮想通貨の引き出し時期が未定なのはまだとはいえ、渦中の取引所の一部機能が復帰するということは、混乱を少しでも減らそうという取り組み(まあ、社会的役割を担う企業としての自覚があるなら当然ですが)として、ちょっとは評価してもいい気がします。改めて、被害者への補償をしっかりして、取引の安全性を強めてほしいところです。

また、流出というか盗まれた仮想通貨ネム(NEM)の行方も、大体が追跡できているという点も評価できます。

ネムを交換した日本人男性聴取

犯人(と同一人物いっていいのか)との交換に応じた側も応じた側ですが・・・

 

一方で、騒動に関係なく今日も安定したサービスを使える取引所もあります。もし、これから仮想通貨の取引や保有を始めようとするなら、そうした実績や評価で選んでみたほうがよいのではないでしょうか?今回は、その中でも厳選した3か所をご紹介します。

 

1.Zaif(ザイフ)

いくつかの国内大手と同じく、早い段階で日本の金融庁登録を受けた大手取引所のひとつです。特徴としては

・高い信頼性

・ビットコインの取引手数料がマイナス(=取引するだけでボーナスがつくということ!)

・多彩な取引方法(通常の指値注文、成行注文以外にも、FXのようなレバレッジ取引も可能)

・他の取引所に比べて、同時刻同金額における仮想通貨のレート(対JPY)が高めの傾向

かなり使い勝手がよい印象で、自分のしたい取引方法に応じて豊富な選択肢が用意されているところが魅力です。

しかも、Zaifは取引所でありながら独自のトークンも発行しており、こちらも他の仮想通貨と同様に価値が一定程度上昇しています。ある意味、この取引所自体の価値を表すバロメータのようなものです。

Zaif(ザイフ)の口座開設はこちらから

 

2.BINANCE(バイナンス)

開設されてから実はまだ1年未満ではあるのですが、圧倒的なシェアを獲得し、今では世界最大の取引所になったのがこの「バイナンス」です。特徴としては

・取扱いされている仮想通貨の種類が、国内の取引所に比べて非常に多い(約100種類)

・取引量自体が非常に多いため、マイナーな通貨の取引もリアルタイムで成立しやすい

・バイナンス独自トークンを手数料に使うと、全ての取引手数料が半額に(0.05%)

実は単純に取扱の種類が多いだけではなく、いずれも取引が活発であることが大きな利点です。仮想通貨を新たにバイナンスに上場させるためには、ユーザーによる人気投票を突破しなければなりません。そのため、マイナー通貨であっても新規上場の時点ではすでに人気が出始めており、いきなり取引が無くなってしまう・・・なんてリスクは防げるかと思います。

また、上記のとおり独自トークンを使えば手数料を抑えられるため、最初のバイナンスの入金を終えたら、一部はこのトークン(BNB)に交換しておきましょう。

日本円から直接取引できず、いったん国内取引所でビットコインやイーサリアムに交換(この2つであれば、たいていの通貨と取引できるため)してからバイナンスの口座に送る必要がある点は少し手間ですが、取引自体は、とても楽に進めます。

BINANCE(バイナンス)の口座開設はこちらから

 

3.Kucoin(クーコイン)

先ほど紹介したバイナンスとよく似たレイアウトのページを持つ取引所です(というか、デザインはパ〇リといっていいレベルです)。特徴としては

・バイナンスでさえも扱っていないマイナーな仮想通貨(こういったものを「草コイン」と呼びます)の取扱が多数

対JPYでの仮想通貨のレートは表示されますが、こちらも国内取引所を介して入金する必要があります。それでも、他と違う銘柄を扱っていて、しかも取引も活発であることは、注目すべきところです。

マイナーな草コインを取引して、少額の投資から一攫千金を狙いたい!という方にとってはおすすめかもしれません。ちなみに、当サイトでは注目すべき草コインを紹介していこうと思っているので、ご期待ください。

Kucoin(クーコイン)の口座開設はこちらから

 

私自身は、ビットコインの取引をZaifで、それ以外の通貨の取引はほとんどバイナンスやそれ以外の海外取引所で行うようにしています。

やはり国内の取引所だと、頑張っても10種類程度しか取扱がなく、しかもメジャーな銘柄ばかりなので、ちょっと飽きてしまったのかもしれません笑